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2017年06月22日

試されてる?!




 育児書代わりに、育児エッセイを好んで読んでいました。体験談はリアルさがあって好きです。
あるエッセイにこんなことが書いてあったのを、覚えています。
『2歳児くらいになって、親の大事な物を壊したり。おうちの方に乱暴したり。それは、どこまで許されるかを試しているのだ
 
 それから自分も親になり、英語教師としてたくさんの子どもたちと出会う様になり…また最近ふとそのエッセイを思い出しました。そして、最近マイブームの「仮説」を立ててみました。
2歳児に留まらず、幼児も小学生も中学生も…大人だってそうです。その人が何か不可解な行動をした時、人を困らせる様な事をした時には必ず理由があって、それは『その人との関係を試している』のだという説です。
反抗期はその最たるもので、不安定な自分を受け止めてくれる人を一生懸命探しているのです。正に自分でも自分のことが分からなくなる時、「こんなにしても、ぼくのこと、大事だと思ってる?」「こんな私でも、いいの?」
 その説に沿って見てみると、何とも言えず困ったちゃんが愛おしく思えませんか。

 そう言えば…あの人も、この子も…あ、私も!
それを向けられた私は、どうしたらいいんだろう。そうです、両手を広げて。。。

それが出来ないから、苦労するんですよね。

でも、「あ〜っ、どうしてこの子、こんなに私を困らせるの?!」
そう思ったら怒る前に、ちょっとこの説を思い出してくださったら嬉しいです。
 
 仮説を立てるところまでがマイブームで、それを立証するところまでには至っていないのですが、これからも子どもたちの声にならない声、形に出来ない想いに寄り添っていきたいと思っています。