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2020年06月18日

オンラインフィナーレ月間




 3月から続いたオンラインレッスン。4ヵ月もの間画面の前で勇気を出して英語のレッスンに挑んでくれた皆さんと、残りの数週間を楽しく過ごすイベント開催中です。

 レッスン中に皆さんから取ったアンケートを元に、皆さんが行きたい国に画面上で一緒に旅するのです。
海外に行ったことのない皆さんも、あと10年、15年の間に必ず行くから練習しようね、って飛行機の乗り方から入国審査まで練習。皆さんが今まで学んできた言葉でしっかりカバー出来ることがわかりましたね。とっさの一言をサッと出すことが出来る子どもたちが多くて嬉しい驚きです。

 奮発して買ったグリーンバック(緑の背景)で先生がいろいろな国に行った様な演出。「先生、どうやって行ってるんですか〜」って目をキラキラさせる子どもたち。Where am I?! あちこちの写真を後ろに出すと、口々に国や場所の名前が!思ったよりも皆さん、いろいろな国の様子を知っていますね。どうやって知ったのか、聞くと「アニメで出てきた」とか「地図が好きで、地図を見ていたら載っていた」などなど。どんなものからも吸収して必要な時にサッとその知識を出せる子どもたちの姿、改めて感心します。机に座って勉強だけが学びや知識習得ではないということを、子どもたちが日々教えてくれています。

 フランスの凱旋門の入場料は13ユーロ。1ユーロ約120円だから、幾らかな?イタリアのトレビの泉で泳いじゃった人は罰金が450ユーロだったんだって。幾ら?そんな面白雑学も交えながら、社会?算数?強化の枠を超えて、英語を使って楽しく学んでいます。

 知るって楽しいね。学ぶって楽しいね。
「行ってみたい」「見てみたい」「食べてみたい」そんな言葉が飛び交う、幸せな学び場です。  

2020年05月19日

コロナ禍の"オンラインMoms' Cafe" にて子育てを語る




 さて、この非常時の「心の寄り添い」をテーマにしてきた私のオンライン企画も最後となった。最後はこのコロナ禍で一番疲れ果てているであろう大人のための企画。
 私は普段、数ヶ月に一度教室をカフェに見立てて時間の合う保護者が集まり、おしゃべりをする「Moms' Cafe」というものを開催しているが、そのオンラインバージョン。ただ、オンラインは抵抗がある方が多いことを知っていたので「カメラ・マイクオフで大丈夫。チャット機能でご意見ご感想をお送りください」とした。

 あらかじめいただいていたトピックは「子どもを放牧する様に育てるのが良い、と本に書いてあったので実践してみたが、子どものスイッチが入ったかどうかはわからず。結局元の自分に戻ってしまう。いつまで見守るのが良いのか」というもの。
 私自身は3人の子どもたちが全員中学生以上、と大きいのである程度の子育ての心配事は過ぎ去ったのだが、もしこれが10年前に起こっていたらと想像すると、それだけでもその大変さがわかる。きっと不安で押しつぶされそうになっているだろう。そして、いろいろな情報を見ては自己嫌悪に陥り、更に不安になっていただろう。
 
 ほぼ子育て卒業の私が今、こうして皆さんのお話を伺うことは「他人事感」がないか?と自問もしてみたけれど、逆にだからこそ笑ってお話を聞けるだろうとも思った。子育て真っ只中の時は、答えが欲しい。今はこうだけど、将来はきっと大丈夫だという保証が欲しい。その気持ちが痛いほどわかるからこそ、私は私の経験を活かすことが出来ると思ったので、皆さんからのご意見も伺いながら、私は私の経験上の話をしてみた。

 子どものスイッチがいつ入るか、の話だが。ではそのスイッチが入った状態がどうであったら、自分は満足するんだろう、と考えてみることは面白い。実際おうちの方も先生も「自分が言う通りにしたらOK」という、とても曖昧な価値観の中で子どもと向き合ってしまいがち。でもその子にとっては何がスイッチなのか。そこを考えてみると面白い。もっと言うと、それを親子で話し合ってみるのは楽しいと思う。そこでもし「子どもの心配をしていることの目的」が見えたらその目的に沿って動くことが出来たら良い。
 例えば掃除して欲しい理由は、汚い部屋で過ごすと病気になるからか、それとも掃除をするという習慣をつけて欲しいからか。そして掃除をすること、宿題をすること、午前中は家にいて欲しいこと、「お手伝いない?」と声をかけてくれること…など、自分が子どもに言っていることや言いたいことをリストアップしてみた時に、その数の多さを確認してみたら良いだろう。
そして、一体どれが子どものために本当に必要と思うか、その上位1つか2つを話し合いながら習慣を作ってみれば良い。
 ついつい勢いで思いつくまま指示を出してしまいがちだが、届いていないと思うならば、実際それは自分が口にしているだけで本当に伝えたいことではないのかも知れない。「親だから言わなきゃ」という義務感だから伝わらかも知れないのだ。
 一方、もし自分がその子の中に入ってこの状況を見てみたら、のんびりしたい時に否応無く上から5つも6つも指令が下る環境は耐えられないだろう。だから、1つか2つ。子どもに選ばせてみても面白いと思う。子どもはどんなに嫌な環境でも逃げられないのだ。家と学校、習い事以外の場所に居場所を探すこと自体が大変なのだ。
 これを対話の機会にしてみたら親子の上下関係がググッと変わって、子どもたちに主体性が生まれることだろう。

 子どもたち同様、私たち自身も自分のハードルを下げることが大切。
「指令すること」が目的になると、自分もしんどい。だから「伝えること」「子どもと一緒に決めること」など目的を再確認してから、実行みたらその目的は達成しやすい。

 子育て中に取り入れる情報程、武器にも毒にもなるものはない。
先輩や専門家の言うことに「なるほど!」と思いながら「でも自分には出来ない」と自己嫌悪の毒地獄へ落ちていく。だからこそ、私は自分の失敗談も話したいし同じ自己嫌悪や悩みの中にいた時の話もしたい。そして今言えることを伝えたい。

「あの時に大成功の実感があったら、きっと親子共成長はなかったと思う」

ということを。これでいいのか、と思いながらも少しずつ少しずつ。本当に3歩進んで2歩下がり、立ち止まってしゃがみこんだりしながら、気がついたら後ろに道が出来ていた。そんな子育て。でも子どもたちの手を離すことはしない。心配したり不安になったりするのは、想いがあるから。だから、悩むことは大切なこと。悩んだり不安になる自分を責めないで欲しい。

 そもそも子育てに正解不正解はなく、見る人によってその価値が変わる。気をつけなければいけないのは「自分の視点を持つこと」。人の価値に振り回されていると自分を見失い、自分の価値を見失う。それが一番怖いことであり、陥りがちなこと。今思い返しても、私が一番辛かったのは人の意見に振り回されていた時だと思う。

 例えば今、我が子の髪の色は黒ではない。
これを「子育て失敗だ」と言う人がいたら私はどうするだろう。きっと何も感じない。それがその人の価値観であり、私とは違う価値観をお持ちだな、と思うだけ。
 まだ子どもが幼かった時の、人の意見に振り回される私のままだったら、私は自分が失敗したと思って凹むかも知れない。もしかすると「いや、この子は実はいい子で」なんて変な言い訳をしてしまうか知れない。
 でも、この人はこの人の価値観で生きていて、私は私。一番大切なのは我が子もそうやって人の価値観を認めながら自分の価値観も大事にしながら生きていってくれること。だから私自身は幸せなんです。

「幸せな子」を育てるのではなく、
どんな境遇におかれても
「幸せになれる子」を育てたい。


これは皇后であった美智子さんの子育て論だけれど、この言葉を私自身もいつも心に留めている。幸せの価値なんて人それぞれ。時代によっても変わってくる。「自分の幸せ」を知っている人が一番幸せなんだと思う。

 そんなメッセージをこれからも送っていきたい。
この情報化社会だからこそ、誰かの「幸せ」ではなく目の前の我が子にとっての「幸せ」を考えていたい。


  

2019年10月21日

ハロウィンイベント2019



 今年もハロウィンイベントが無事終了。
ハロウィンと言えば、教室が始まった当初の10年前は巷でもちょっとした憧れの欧米のイベントで、グッズを買うのにも海外からネットショッピングで仕入れたり、何かと大変な行事だった。ハニラミでも、盛大にパーティーをしたりご近所を歩いてお菓子をもらってみたり、とハロウィンイベントは毎年試行錯誤で子どもたちに欧米の文化体験をしてもらいたい、と頑張っていた。

 それがここ近年、街でも大きなイベントがあったり、友達同士でホームパーティーをしたり、何よりスーパーで普通にハロウィン仕様のお菓子が出てきたり100円均一ショップでハロウィンの衣装や飾りが購入出来る様になったり、とハロウィンは誰もにとって身近なイベントになった。
取り立てて「英語教室でハロウィンをする」ことが特別ではなくなった上に、下手にしてしまうと街のイベントより地味だったりお菓子が豪華じゃない…などマイナス要素にもなりかねない。
 そこで、私は自分のしたいこととハロウィンを融合することを考え、ここ数年それがハニラミのハロウィンとして定着している。
それは、広い会場を借りて子どもたちをグループに分け、英語を話さないとお菓子をゲット出来ないシステムを作ったのだ。ブースを数個作ってそこを回って、様々なモンスター(英語教師)に会う。そこでその教師と会話をしながらスタンプをゲット。全員がスタンプをもらえたら初めて、Trick or Treat が出来るのだ。

 してみてわかったことは、この「仮装をしている」という非日常が英語を話す実践にとても役立つということ。そして「お菓子をもらう」という明確な目的があるから、子どもたちはとにかく頑張って英語を話す。声が小さくて先生、もといモンスターに "Sorry?(え?)"と言われたら更に大きな声で頑張って、声を届かせる。その小さな失敗と大きな達成感の繰り返しで、各ブースを回り終えた子どもたちに聞くと、みんな満面の笑みで「楽しかった〜!」と言う。袋にはお菓子がいっぱい。子どもたちはそれが満足。そして私や他の教師は子どもたちが何度もトライをし続けて確実に英語を話している時間に、にんまり。

 私がかつて海外生活の中で、どうしてもアイスクリームが食べたくて、またバスに乗らないと家に帰れないから英語の発音を何度もしてみたり大きな声でハキハキ伝えることを意識して英語を話していたことが、子どもたちに重なる。自分が「必要だ」と思って頑張ることよりも良い学習法は無いと確信した。

 私の教室のイベントは毎回実質完全赤字なのだが、目的がしっかりしているので、自分で納得している。それよりむしろ、その価値を二倍にも三倍にもしてくれる子どもたちに毎年感謝しかない。子どもたちは私に「実践に勝る学びはない」「自発的なトライこそ価値がある」ということを思い出させてくれる。私がすべきことは、子どもたちに教え込むことではなく、子どもたちの興味を引き出して自分で「知りたい!」「やってみたい」というところまで連れて行くこと。

 これをもって2019年の私の企画運営によるイベントは終了。イベントは参加者がいるから成り立つもの。子どもたち、そしていつも最大の理解を示してくださるおうちの方々に、心から感謝。今年もありがとうございました。
  

2019年08月10日

遊んで学んで




 もう何年目になるだろうか、この夏も英語キャンプの引率に行って来た。
今までは一泊二日。たった二日間でも子どもたちの劇的な変化に心が踊りワクワクするイベントだったけれど、今年からは二泊三日。子どもたちにどんな変化が起きるだろうと今年も楽しみに出かけた。三日間の英語漬けキャンプ。私が気に入って毎年生徒を連れて行っているこのキャンプは、何が良いってとにかく「遊ぶ」

 参加者の中には日頃「ゲーム」や「スマホ」に割く時間が圧倒的に多い子も多数いるはず。でもこのキャンプはもちろんゲームやスマホは持って来ないルール。その代わり、全力で遊んでくれる人たちがいます。アメリカから来たレンジャーたち。そして英語堪能な日本人コーディネーターのお兄さん。いつも一緒に英語を学んでいる各教室の先生方は皆さんの体調管理のためにその場にいる。
 みんなが声をかけてくれるし、励ましてくれる。トライをしたら、たとえ間違ってしまったとしても、そのトライを褒めてもらえる。

 驚くのはキャンプが始まって数時間で、もう子どもたちはすっかり安心した様子で笑い合っていること。英語だって自然に話し出す。楽しくてワクワクして過ごしていたら、英語活動の合間も友達同士でトランプ遊びを始めたり、じゃれ合ったり。ものすごく楽しそうに時間を過ごしている。最終日には日本人の子ども同士が英語でじゃれ始めたからビックリ
 すべて自然な流れ。ゲームやスマホがなくても、こんなにクリエイティヴに遊べるし、英語だって自分の中で自然なものになってくる。子どもたちの適応力の高さに改めて感動。

 私はこの「英語キャンプ」に「自分の目を開く」という大きな意味を感じている。自分がたくさん励まされ認められて、言われている英語がわかった、自分の英語が通じた、という成功体験を通して自分自身を見直す。
 そこで始めて、周りの人たちに興味が湧くのだ。アメリカから日本に来ているレンジャーたち、そして日本人でも英語を使って楽しそうに活動している日本人ディレクターに憧れて。目がパッと開く。

 本当に人生を変える様な熱い夏
今年もあったかくて素敵な、大好きな先生仲間たちと一緒に過ごせたことにも感謝。お互いの生徒たちを見守りながら、本気で一人一人の成長を喜び合える仲間がいることに感謝。

 私が今まで一番大切にしてきたこと。それは、テストの点数みたいに結果がすぐに見えにくい。わかりやすく出にくい。
でも私の目にはいつも見えていること。
それは、子どもたちとの関係。
「ことば」を話したくなるのは、信頼関係があるから。
「この人なら聞いてくれる」そう思うから。

 その関係を大切に作ることで子どもたちの世界を広げたい、そう信じてきた私への光みたいな行事が、毎年のサマーキャンプ。

 出会った瞬間から全力で子どもたちの心にグーンと寄り添ってくれるアメリカ人レンジャーたちと日本人教師、そのチームが織りなす優しい世界。子どもたちはいつの間にか心をスーッと開いて自然に英語を話し始める。表情がどんどん変わる。子ども同士が繋がる。人に興味を持つ。もっと知りたい、もっと話したい、そんな夢の様な三日間。

 高圧的に大人がコントロールしようとする教育が幅を効かせ過ぎている日本だけど。
私は私の信じた通り、これからも子どもたちと一緒に歩もう。  

Posted by Nami sensei at 07:44特別クラス(イベント)

2019年06月30日

Movie Night!!



 当教室では、英語を「使う」ためのいろいろな仕組みを作って、みなさんが自分らしく英語と仲良くなれるように考えています。
その中の一つ、毎月一度の「バイリンガルコース」
遊び心いっぱいの楽しいKory先生と一緒に、英語だけの時間を過ごします。でも英語だけ、というハードルを出来るだけ感じない様に毎回Kory先生はいろいろなアイデアでレッスンを盛り上げてくれます。

 今回もレッスン一週間前くらいに先生からメッセージ。「今度はムービーナイトをしようと思っているんだ!ポップコーンも持ってくるけど、アレルギーのあるお子さんがいたら教えてね。(英語)」先生からのレッスンプランの報告は、いつも文章からワクワクが伝わってくるのです。先生ご自身が「こんな風にしたら、きっとみんなが楽しいよね」という視点で内容を作っているから。本当にハニラミにピッタリな先生だと思っています。
 そして当日。私が普段大人の方のレッスンで使っているプロジェクターを設置して、Kory先生が準備してきたポスターを貼って、チケットブースに映画のチケットとフードチケットも設置。先生たちで設置している間もKory先生は机を移動させたりしながら「本格的だ!」って嬉しそう。この指導者側のワクワクが子どもたちのワクワクを産み出すよね。。。とつくづく、素敵な先生と巡り会えたことに感謝。

 みんなが来たら、元気な声で "Hello!!" とご挨拶して一人1ドルずつお小遣いゲット!
そしてチケットブースで、Kory先生がチケット購入方法のアドバイス。子どもたちはすぐに英語でチケットを買い求めます。映画チケットと一緒に受け取ったフードチケットを持って、奥の売り場へ。ポップコーンやクッキー、飲み物の注文をします。そこでスタンバイしているこれまた素敵なEmi先生、優しくみんなに英語でのお買い物の表現をアドバイスしてくれます。

 ポップコーンやクッキーを食べながらジュースを飲んで、大きなスクリーンでお話を観ながら、Kory先生が時々みんなに質問をします。
「え?聞こえなかった?じゃ、もう一回聞いてみよう」。
楽しいお話、終わる頃には、みんなの耳に聞き取れる英語がどんどん増えています。
Kory先生は休憩の度に「まだまだいっぱいあるから、どんどんおかわりしていいんだよ」とみんなに声をかけます。
おかげで、子どもたちは「もっとください」の言い方、とても上手になっていました。やっぱり言葉は使いながら覚えるに限りますね。

 こんな、ちょっとした特別感。ワクワクした経験が、きっと将来ふと思い出して元気になる心の栄養になると思います。私自身も、子どもたちがニコニコ英語を話している様子を心に留めて、これからもレッスンでたくさん「もっと使いたい!」と思える様な言葉を一緒に学んでいこうと思いました。
 月に一度のことですが、みなさんの中で「前は言えなかった場面だったけど、今回は言えた!」という変化が起きているのを目の当たりにして、嬉しくなります。英語をたくさん知っているのに、実際使う時にはドキドキに負けてしまう。そんなこと、よくありますよね。みなさんが「エイ!」と飛び込めるように。素敵な仲間先生たちと一緒に、みなさんを応援しています。  

2018年10月21日

ハロウィンの思い出



 今や、街を歩けば8月の終わりくらいからショーウィンドーはハロウィン。
英語教室を始めて10年が立とうとしているけれど、こんなにハロウィンの装飾やラッピング、お菓子が簡単に手に入る時代が来ようとは、夢にも思いませんでした。
以前はハロウィンは海外からお菓子やラッピングを取り寄せるという大赤字行事。今もその名残で、ハロウィンは教室の赤字当たり前行事となっています。
私のハロウィンパーティーは、他の教室や海外からの留学生ボランティアに声をかけて、子どもたちにいつも習っている先生以外の人たちと「英語で楽しくコミュニケーションする場」と決めています。

 最初にゲストティーチャーの自己紹介を英語で聞くところから。みんな、うんうんと頷きながら、時に名前を復唱したりしながら真剣に聞いています。
そして、私といつものレッスンの様にハロウィンキャラクターやハロウィンの言葉をチェック。アルファベットの読み方、フォニックスもおさらいして完全に英語モードに。

 アイスブレイクゲームとして、人数合わせゲーム、コミュニケーションゲームをゲストの先生も交えて楽しみつつ、トリックオアトリートタイム!
今回は5つのブースに分かれた先生たちのブースをグループで回りながら、ミッションをこなしていく。あるブースでは「英語パズルに挑戦せよ!」あるブースでは「先生に出来る限り多くの質問をせよ!」あるブースでは「みんなでSay "Cheese!" いいお顔でハロウィンの写真を撮ろう」。各ブースでミッションをクリアしたら、スタンプをもらい、全員スタンプをゲットしたらトリックオアトリート!
皆さんのバッグがどんどん膨らんでいきます。子どもたちは時々バッグを覗き込んでニンマリ。

 それが終わったら、Nami先生が作ったジャッコランタンに火を灯してみんなで見ます。
今年は保護者の方からいただいたかぼちゃをくり抜いてみました。(中身はもちろん美味しくいただきました)
「日本のかぼちゃは硬いので、彫るのが大変。先生がみんなの代わりに彫ったから、今日はみんなで一緒に見よう」
電気を消すと、子どもたちから歓声が上がります。キレイ〜!

 最後にコスチューム賞。私は決められないのでゲストの先生方に一人ずつピックアップしてもらって、表彰。
全体写真を撮ったら、帰りはドアのところで今日頑張ったポイントカードと引き換えに、キャンディーすくい

 最後までワクワクドキドキのハロウィン
企画運営と毎年頭を悩ませる、産みの苦しみなのですが、この子どもたちの笑顔で吹き飛びます

 このイベントは、もちろん英語教室のイベントの一環として行なっているのですが、遠い将来、子どもたちが慣れない仕事に疲れた帰り道ふとショーウィンドーでジャッコランタンを見た時、また辛くて逃避したいような気持ちになった時にふと心に広がる、温かい子ども時代の思い出の一つになるといいな…と願いを込めて行なっています。
今のみんなに、そしてずーっと未来のみんなに、届いたかな。
今年も楽しかった!Happy Halloween!!  

2018年06月25日

ゲストティーチャー♪



外国人講師の募集を行ったところ、たくさんの方々が応募してくださいました。
大半は条件などが合わずメールでお返事をさせていただき、数名と面接してみました。
私自身、日本で英語の先生をしたい人の話を聴くのはとても興味深く、良い経験です。

その中で出会ったトルコから来たCenkさん、英語教師の見習いなので英語教室のレッスンを見たい、という事で今週一週間都合の良い日、時間にレッスンに遊びにきてもらいました。

私自身もそうですが、Cenkさんは皆さんが初めて出会ったトルコの方。みんなにトルコのイメージを聞いてみたら…「トルコアイス」「世界遺産」地図で一緒にトルコの場所を確認。トルコって大きい国なんですね。。。Cenkさんはとても穏やかで優しい方。トルコの良いイメージがまた一つ増えました。
Cenkさんは英語が堪能ですが、実は日本人と同じでトルコの方もトルコ語が主要言語だそうです。トルコ語で自己紹介をしてもらいました。聞いていると、とても綺麗で優しい言葉。でも…何一つとっても意味が全く分からない。
『みんなが日本語が分からない人の前で日本語を話したら、今みたいに聞こえる…よね』
みんな、イメージが湧いた様で、「ホントだ〜」って頷く。
だから、日本語が分からなくても英語なら大丈夫、って人の前では英語を使って会話をするのも一つの心遣いですね。みんなには日本語の他に英語っていう選択肢もあるんだから。

Cenkさんの職業当てクイズ。みんな"Are you a firefighter?" "Are you a police officer?" "Are you a farmer?"と知っている言葉で次々に聞いていきます。答えは…パイロット。飛行機に関する質問も、日本の印象や好きな食べ物などの質問も、みんな上手に出来ました。

英語を学ぶっていうことは、日本人とトルコ人が会話出来るってこと。
また、英語を学ぶモチベーションが上がりましたね。
今回あまり聞きたい事が聞けなかった皆さんも、しっかり聞けたよ!っていう皆さんも、同じくらい英語を学ぶ理由を見つけたことと思います。
たくさんのことを学んだ、Cenkさんとのレッスンでした。
Thank you, Cenk!!  

2018年06月18日

Don't think. Feel!



 月に一度の親子えいごサークルがある土曜日。
朝から可愛くて元気な未就園児の皆さんと一緒に、楽しく遊びました♪
もう何年も御一緒しているお友達、そして新しいお友達。
みんな笑顔。ここで助かるのは、先輩お友達が先生のアシスタントになってくれること。
先生が"Here you are!"って渡したら、大きな声で"Thank you!"って答えてくれる。
それを真似してみーんな"Thank you!"素敵です。
『言いなさい』って言われるんじゃなくて、自分から言う"Thank you!"、とっても気持ちが良くてみんな笑顔になるね。

 私の英語教室、英語サークルは、言葉を『感じる』場所です。
かのブルース・リー氏も言っています。
"It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory."
『月を指差す指はただの手段であって、指に注目していては本当の目標(月)を達成する栄光は得られない、の意』
英語を目標にするのでは、本当に皆さんのゴールには辿り着きません。
英語を言葉として、感じましょう。伝えましょう。

 午後からは、教室でKory先生のバイリンガルコースです。
前回が初回だったのですが、教室の皆さんがあまりにもハイレベルなので、今回は少し内容を高度に濃くして来てくださいました。
そしてレッスン後に言われた言葉は…『今日はすごくハイレベルにしたつもりだったけど、それでも足りないくらい力があるよ。素晴しい。』なぜか私も褒めていただきました。
みんな、ありがとう❤(?!)

 Kory先生のレッスンは100%英語ですが、みんなしっかり聴いて理解をしています。
今日はちょっと難しい「feeling(感情)」がメインでしたが、驚いたのは"I'm confused."(困惑している)を学んだ時、もちろん日本語は全く介していないのに、幼児・低学年クラスの女の子が『昨日の晩御飯なんだったかな〜?うーん、うーん』と言いながら首を傾げていました。
先生の表情、雰囲気で言葉の意味を感じ取って、シチュエーションまで描けるなんて!

 正に言葉を「感じる」子どもたちの様子が嬉しく、眩しい土曜日でした
大事な事なので、もう一度言います。
Don't think. Feel!!
(考えるな,感じろ。by ブルース・リー)