2018年07月22日

自分を越えていく



 ハニラミ英語教室の夏のチャレンジ、今年もみんな大成功
教室では、6月から7月半ばの一ヶ月半かけて各クラス課題を設け、英語の暗唱にチャレンジします。

 教室に5月から通い始めた子どもたちは自己紹介を、そして2年目以上の子どもたちは既習年数によって100ワード前後の課題を暗唱します。
教室での決まりは、おうちで週に1回以上おうちの方にみてもらうこと。暗唱バッチリの場合は花マル、課題文を見ながらだったら読める場合はマル、つっかえてしまう場合は△で付けてもらい、更にサインをもらいます。
毎週2行ずつくらい。スモールステップを積み上げます。
 教室では、その数行ずつ増えていく課題を毎回発表し合います。他の生徒は誰に当てても前向きなコメントが出来る様に、発表を聴きます。

 私がすることは、場を作る事(課題を与えることと)と進行のみ。いわゆるファシリテーター。子どもたちはお互い前向きな言葉をかけ合うこと前提ですので、見方も「良いところを探す」作業になります。言われる方も、良い所を教えてもらえたら、次へのモチベーションに繋がります。
 それを毎週積み上げての、本番。
そこでは全員が100ワード前後の課題文を暗唱している上に、それぞれの余裕に合わせて表現に工夫をしたりして臨みます。

 私が示した今年の目標は『届ける』。みんなの声を届ける。物語や説明文の内容を『届ける』
例え英語が分からない人が発表を見ても、その内容が分かる様に届けよう、それが合言葉でした。

 私が感情を出す事、自分の意見を言う事はほとんどなく、最後から2度目のレッスンで初めて私からのアドバイスを送りました。そこまでいくと、それぞれが自分で弱点を探り、直しているから本当に最後の塩一振り、それを伝えます。

 そして迎えた発表会当日。同じ課題文でもそれぞれの暗唱は違う。豊かに表現する生徒、ドキドキが隠せないけど一生懸命思い出しながら発表する子。どの子にもそれまでのプロセスがあり、私はどの子の歩みもすぐに思い出す事が出来ます。それ故、何度も涙が溢れ、その度に仕事モードに入れる、そんな胸いっぱいの時間でした。

 いつもの8人の教室よりもずっと多い約100人の前にたった一人で立ち、よく頑張りました。
最後に毎回皆さんにお伝えすること、おうちの方、今日はダメ出しは無しです。あそこに立ったことをまず、讃えてください。技術的な事は私の仕事。これからの指導にしっかり活かしていきますから、ご安心ください。
 子どもたちにとって、大好きな家族の笑顔は何よりのモチベーションになりますから。
それがあって今回の暗唱発表会は完成なんです。

 子どもたちは先輩の発表を見て、来年の自分を描きます。上手な子どもの発表はどこが良いポイントなのか、それを見る姿勢をレッスン中に身につけていますので、自分でこれからますます上を目指していくでしょう。夏休み初日はドキドキな日になりましたが、終わって爽快!これからめいいっぱい楽しい夏休みを過ごしてね。
『今は好きな事を好きなだけ…それが後から大きな力になります』
今、外国で学生生活を送っている皆さんの先輩からのメッセージをお届けして、この会を終わりました。  

2018年06月25日

ゲストティーチャー♪



外国人講師の募集を行ったところ、たくさんの方々が応募してくださいました。
大半は条件などが合わずメールでお返事をさせていただき、数名と面接してみました。
私自身、日本で英語の先生をしたい人の話を聴くのはとても興味深く、良い経験です。

その中で出会ったトルコから来たCenkさん、英語教師の見習いなので英語教室のレッスンを見たい、という事で今週一週間都合の良い日、時間にレッスンに遊びにきてもらいました。

私自身もそうですが、Cenkさんは皆さんが初めて出会ったトルコの方。みんなにトルコのイメージを聞いてみたら…「トルコアイス」「世界遺産」地図で一緒にトルコの場所を確認。トルコって大きい国なんですね。。。Cenkさんはとても穏やかで優しい方。トルコの良いイメージがまた一つ増えました。
Cenkさんは英語が堪能ですが、実は日本人と同じでトルコの方もトルコ語が主要言語だそうです。トルコ語で自己紹介をしてもらいました。聞いていると、とても綺麗で優しい言葉。でも…何一つとっても意味が全く分からない。
『みんなが日本語が分からない人の前で日本語を話したら、今みたいに聞こえる…よね』
みんな、イメージが湧いた様で、「ホントだ〜」って頷く。
だから、日本語が分からなくても英語なら大丈夫、って人の前では英語を使って会話をするのも一つの心遣いですね。みんなには日本語の他に英語っていう選択肢もあるんだから。

Cenkさんの職業当てクイズ。みんな"Are you a firefighter?" "Are you a police officer?" "Are you a farmer?"と知っている言葉で次々に聞いていきます。答えは…パイロット。飛行機に関する質問も、日本の印象や好きな食べ物などの質問も、みんな上手に出来ました。

英語を学ぶっていうことは、日本人とトルコ人が会話出来るってこと。
また、英語を学ぶモチベーションが上がりましたね。
今回あまり聞きたい事が聞けなかった皆さんも、しっかり聞けたよ!っていう皆さんも、同じくらい英語を学ぶ理由を見つけたことと思います。
たくさんのことを学んだ、Cenkさんとのレッスンでした。
Thank you, Cenk!!  

2018年06月05日

子どもという人と暮らす② 〜自由な発想が産まれる場所・消える場所〜



 教室では、自由な発想を引き出すことを一番心がけています。
今私がとても強く感じるのは、子どもたちの中で自由な発想を封じ込める気持ちが働いていること。もったいないことです。子どもの頃の空想や疑問、自由な発想こそが子どもたちのその後の人生を、そして社会全体を明るく面白くしてくれるものです。

 ただ、『自由な発想』は時間がかかります。何せ「自由」だから。時間の枠にも囚われないのです。
子どもたちの空想は一旦広がると留まる所がないので、それにじっくり耳を傾けることには時間が必要です。また、自由な…ということは、大人から見たら良くない発想が出てくることもあります。自由というのは、見方によっては怖い事でもあるのです。
この様な話を聴くと、おうちの方は『学校でそんな時間を作ってくれたら良いのに』と思います。そして学校は『学校ではすることがたくさんあるから、ご家庭で取り組んで欲しい』と思うでしょう。私はその両方にいましたので、それはとてもよく分かります。
 
 そうです、これは誰かの仕事ではないんです。「誰がしなくてはいけない」となると途端にその素敵なアイデアは色を失います。
出来る環境がある人がすればいいのです。また、普段は出来なくても、出来る環境が出来たらいつでもどこでも出来るのです。

 ご家庭で作る事も出来ます。方法はいろいろですが、お子さんが話をする環境を作るんです。でも構えなくて大丈夫。『昨日、○○くんとケンカしてたけど、ちゃんと仲直りしたの?』みたいに重い話題である必要はありません。

 これはある家庭の取り組みですが、クイズを作るのです。子どもたちはクイズが大好きです。答えずにはいられません。食卓で『このお味噌汁には、何が入っているでしょうか!?』慣れていない間は、沈黙もあるかも知れませんが、その場合は『ヒント、ほしい? 全部で5つです!』など。子どもたちが食卓で言葉を発する文化を作るんです。
 それが数年後に、食卓で友だちとケンカしたこと、学校であった嫌な事、嬉しい事を報告する…という習慣に繋がります。
おうちの方は、それに対して意見せずに聴くだけ。もし意見を求められたら、お話ししてあげたらいいと思います。最初の取り組み時は少し頑張らなければいけませんが、それからの労力は減る一方です。エイッと思い切って飛び込んでみてくださいね。

 なので、食卓でのスマホ、テレビは完全にシャットアウト。未だの方、かなりお薦めです。外食時も同じです。
もし大切な連絡網や今しなければいけない連絡は、「ちょっと急ぎのメール一件してくる」と一旦席を外れます。もちろん、大人も同じです。毎日の食事の時にこの習慣がつけば、お子さんがお出かけの時や将来デートの時、家族を作っても、目の前に人がいるのに堂々とスマホをいじる…ということにはなりません。
このスマホが及ぼすコミュニケーションへの影響のお話は、また別の機会にしますね。

 日頃の習慣がお子さんの考え方、コミュニケーションに大きな影響があることは間違いありません。お子さんの年齢が低ければ低い程、その習慣付けは簡単ですが、大きくなられていても問題を感じているのであれば、話し合いながら小さなルール作りから始めてみてくださいね。

 学校でもアクティヴラーニングの取り組みが始まっています。誰かがすれば…ではなく、子どもたちを囲む私達一人一人が、少しずつ工夫や遊び心を出し合って子どもたちに自由な発想の翼を贈りたいですね。  

2018年05月04日

「子ども」という人と暮らす①



 英語教室は面白い場所です。
そもそも英語を「勉強」とか「知識」と捉える方が多いのですが、英語は「言葉」です。英語を話すからといってそれ自体には何の特別さもなく、何を語るのか、が重要なのです。勉強や知識は他の場所で身につけるものかな、と思います。それらを身につける時の手段が英語なのか日本語なのか中国語なのか韓国語なのか…英語はそういうレベルの物だと思います。

 なので、私は英語教室を「英語」という言葉を紹介し、それを使って何か自分を表現してみる場所、と位置付けています。この考え方がうまく伝わっているからか、私の教室はずっと素敵な方々によって支えられ続けています。皆さんからのニーズがあるから、私は先生でいられるのです。
 その多くの方が『英語だけじゃなく、先生と関わらせていたい』というお言葉をくださって、私はもっと自分が発信するべきだと自信を持つことが出来ました。

 子どもたちの中にあるものを引き出すこと、言葉を引き出すこと、そのプロとして生きて来た十数年間のことを少し皆さんにシェアしていきたい、そう思ってこのシリーズをゆっくり始めます。

 私自身も三人の子どもたちを育てていますが、私自身は我が子にも教室の子どもたちにも同じ感覚で接しています。その中で子どもたちがくれる答え、子どもたちに導かれることは日々私の中に貯まっていき、財産となりました。

 この時点で一つ言えることは、子どもたちは誰のものでもなく、子どもたち自身の人生を歩むために産まれて来た存在であるということ。それぞれが賜物を持っている存在であること。「子育てしなくちゃ」、と過剰に背負い込んでしまいがちな私達ですが、私達大人がすべきことは、実際「私達の元にやってきた『人類のちょっと後輩』が自分らしく歩める様にサポートすること」だと思うのです。

 それが「子どもと共に暮らすこと」です。  

2018年04月29日

英語教室の選び方



 私は体験で見えた方々や、英語の先生になりたい方々に必ずお伝えすることがあります。
英語教室は様々で、英語教師は様々。それぞれの経験や知識を元に指導するのですが、その経験や知識の広がりがとにかく広いのです。
なので、当然それぞれかなりバラエティーに富んでいて、その中から自分らしいものを選び取る必要があるということです。

 どうぞ、自分のニーズに合う場所を選んでください。人が良いと言ったから、あの人の英語力が伸びているから…も大事かも知れませんが、皆さんが大切に思っていることと、その先生が大切にしていることは一緒ですか。そこを是非見てください。

 私は今の教室を始めてもうすぐ10年目に入ります。その前に塾や教室で国語、英語を教えていたことを考えると、20年以上教育に関わっていることになります。その中で、自分の経験から私にも自分スタイルが産まれました。教室を始めたばかりの頃は、みんなに100%好かれたいと焦ることもありましたが、今は100%であってはいけない、と思う様になりました。いろいろな人がいて、いろいろな考え方があっての社会です。
そこで、私の教室に来られる方々は、出来ればお見えになる段階で私と考え方が近い方々であって欲しい、私のスタイルを分かりやすくしておきたい。その想いからブログやyoutubeで発信を始めました。

 皆さんも、近くに気になるお教室があったら、どうぞ体験に行ってみてください。是非お子さんの声も聴いてみてくださいね。そして、次にその先生が発信しておられる何かしらをチェックしてください。英語教室は、お子さんが長い間関わる場所です。まずはおうちの方々が、お子さんに英語を通じて何を学んで欲しいかを出来るだけ具体的に描いてください。

 最後に、体験に行ったその場で決めない様にしましょう。訪問販売的なものはより、気を付けてください。必ず持ち帰って、お子さんと相談して、御自身もしっかりその習い事に向き合ってから、決めてくださいね。
私は以前少しだけ英語教材の営業に携わったことがありますが、その手法は当然いかにお客さんを落とすかにフォーカスされています。考え直したり、相談したりする時間をいかに与えずに判を押させるか、そこにお子さんやおうちの方々のご都合や希望は皆無です。
 体験に行ってからお断り…は気まずい…等思われる方もおいでですが、私がいつも皆さんにお伝えすることは、「申し訳ない…と思わずに『ハンバーグを食べたいと思っていたのに、間違ってお好み焼き屋さんに行っちゃった』くらいの感覚でお考えください。求めるものがそこになかった、というだけのお話ですので、そこは皆さんの感覚とお子さんの相性などを優先させてくださいね。」
 人に気を遣ったり、その場のノリで…では習い事が持続しない等後々に影響が出てきます。

 習い事選びは子どもファースト。その場のノリや噂などで判断せずに、おうちの方御自身がお子さんにプレゼントしたい力、願い、それに向き合う良いチャンスにしてみてくださいね。

 皆さんに良い出会いがありますように。  

2018年02月03日

分からないが分からない?!




 教室での指導の中で、中学生が『分かりやすい』と言ってくれるのが、とても嬉しいです。

 分かりやすいレッスンの為に私が心がけていることは、簡潔であること、目的がハッキリしていること、です。
「これをするために、これがこうなっている。以上!」という感じ。
新しい情報はまたその内容に慣れてから付け足していきます。
 子どものキャパを越えないことも大切。相手の様子も見ずに、ただカリキュラムをこなすだけでは、伝えたことはほぼ伝わりません。また日によって子どもたちのコンディションも違います。

 私は英語学習者と向き合うために、自分が過去に英語学習で苦しんだことをたくさん思い出す様にしています。そして今も、新たなことにチャレンジして、学習者の気持ちを体験する様にしています。
 去年辺りから再び学び始めた韓国語は未だに難解ですが、学びの中で何が知りたいのか、どうすればもっと自分のモチベーションが上がるのか…を研究しながら取り組んでいます。(ですから、上達はゆっくりで良いのです)

 高校生の時、物理がものすごく苦手でした。その時に物理を担当してくださった先生が言われた一言が未だに忘れられません。
『お前たちが何が分からんのか、俺には分からん』
高校生ながらに、とても違和感があったのを今でも鮮明に覚えています。

 私は中学生に「学校の勉強は、決してテストの為だけのものじゃない」と伝えています。中学校で習う表現一つで、いろんな事が伝えられる。
例えば比較を習ったら、それぞれ自分の身の回りのことや興味のあることを比較を使って話してみます。"without"を覚えるために、I cannot live without...をそれぞれが語る時間を作ります。教室の生徒は慣れているので、サッとその言葉を使って話してくれます。
その積み重ねの中でテストで良い点が取れたらそれは大きな自信となり、次へのモチベーションとなり皆さんの頑張りを後押ししてくれるでしょう。
でも、皆さんがしていることは、飽くまでも『自分が幸せになるための作業』なんです。

 私は何でもすぐにうまくいくタイプではありません。面倒くさがりやで、好きなことはすぐするのに、嫌なことは後回しにしてしまいます。そんな自分にコンプレックスはあったし、何でも器用に出来る人を羨ましく思うこともありました。
 でも今は、そんな私だからこそ子どもたちの心の側にいられるのだと思います。

 仮に私がいつかちゃんとした大人になれたら…そうなっても絶対に言いたくない言葉は、「『分からない』が分からない」です。でもこれからもずっと私の中身はきっと永遠の小学生でしょう。  

2017年12月06日

これぞ、アクティブラーニング?!



 幼児レッスン中のこと。幼児クラスはいつも通り私の背中に上ったり、腕にぶら下がったり…「先生見て見て〜」ってすごい場所にいたり…と、本当にエキサイティング&スリリング。みんなで遊びながら英語を使ったり、お友達との関わり方を学びます。

 昨日は、私が作ったのっぺらぼうのサンタさんのワークシート。
パッと出した瞬間に、みんな口々に『サンタさん!サンタさん!』って大フィーバー。サンタさんコールは鳴り止まず、みんな私の手にあるワークシートを触ろうとピョンピョン。

「…」
2-3分ジッとそれを見ていましたが、ふと。普段は英語でレッスンしているのをピタリと止めて、自分の想いを正直に伝えてみました。
『先生ね、今、このワークをみんなと一緒にしたいけど、出来ないの。どうしてかな。』
叱る、とかいうニュアンスでは全くなく、本当にただアドバイスを求めるように尋ねてみました。
すると声も動きもピタリと止み、みんな考え出しました。
そしてある男の子が
『ぼくたちが、「サンタさーん、サンタさーん」って言ってるからかな〜』

『へぇ。じゃ、どうしたら出来ると思う?』
『ん?すわる。』
とチョコリンと座りました。
他の子どもたちも「ホントだね」って感じで座って…みんなでワークをしました。

 私は魔法にかかった様に不思議な気持ちでした。ここでどんな風にでも出来たはず。度合いによっては別のゲームをしたり、座るように指示することも出来たでしょう。でも本当に知りたくて、素直に尋ねてみたんです。そしたら、ものすごい答えとものすごい反応。

 子どもたちがどんな風に考えているとか、どこまで分かるとか、自分では決めつけていないつもりだったけど、私が思うより遥かに子どもたちの能力も想像も素晴しいことが、また分かりました。
いつも大きな学びをくれる子どもたちに、心から感謝。

 最初から自分でなんとかしようとせずに、子どもたちに聞けば良かった。

 ね、これってアクティブラーニングに通じていると思いませんか。  

2017年11月16日

レッスンレポート〜秋ですね〜



 今日は久々にレッスンの中から。
幼児クラスは体験中心。先生が拾って来た落ち葉を使って、まき散らしたり、数を数えたり色を考えてみたり…その後に、落ち葉を使っての表現。「モンスター、ウサギ、くま、女の子のドレス、虹、ナマケモノ…」本当にいろいろな物が出来ました。皆さんの自由で豊かな発想と、創造に感激でした。

 小学生クラスでは、ただ表現を覚えたりリピートするばかりじゃつまらない。ゲームやアクティビティーで新しい表現や習った表現の復習をします。今日はみんなにYES/NO札を持ってもらって、全員に向かって質問。自分以外の全員(先生も含む)がYES!と答える質問をするのがミッションです。
"Do you like holidays?" (お休み、好き?)"YES!!"
"Do you take a bath every day?" (毎日おふろに入る?)"YES!"
うーん。。。と考えて。。。
"Do you like your family?"
子どもたちはとても正直です。みんなが間違いなく"YES”と答えるであろう質問に、「家族のことが好き?」が出て来たことにほっこりさせられました。
もちろん、皆さん答えは"YES!!"

 教室では、英語を通して表現をすること、人と心を通わせることを学んでいます。  

2017年11月06日

ドアを開くもの



 私が御指導している教室では、ご入会前に体験レッスンに来ていただきます。
基本的にマンツーマン、またはお友達同士、ご兄弟同士の少人数。体験は私にとって、短い間の中でその子の事を出来るだけ多く知る、大切な時間。そして掴んだ興味、好きなものを中心に体験レッスンを展開していきます。なので、誰一人として同じ体験はありません。ある子はポケモンが大好きだから、英語でポケモンの色を見てみよう、ある子は兄弟での体験レッスンで弟に勝ちを譲る優しいお姉ちゃん。ちゃんと先生は見てるよ…って合図を送る。

 私が英語教室で伝えたいことは、"You can do it."僕にも出来る、私にも出来る、という気持ち。そう思ってもらえたらもう6-7割は完成。自信の無さや、他の気持ちが後ろ向きになる要因があると、入っていくものも入っていかないし、何かに興味を持つ心の余裕なんて生まれない。
そして苦手意識は最大の壁
私は数字が苦手です。苦手だと思い込んでいるのかも知れないけど、今までの人生で数字でうまく出来たことが数少ないのです。だから数字がらみのことはことごとく後回し。きっと英語だって、そう。英語が苦手だと思ってる人は、英語を後回しにする。
 私が育てたいのは、英語を後回しにしなくていい子どもたち。だから、メンタルは大事。一番大切にしています。

 生涯学習センターのレッスンでは、大人の方20名と一緒に学ばせていただいています。
ある時、ある人が目を丸くして「なぜそんなにすぐに皆さんの名前と、その方の好きなことなど覚えられるのですか」と聞かれました。大人のレッスンでも子どものレッスンでも小学校でも、私はレッスン中にものすごく神経を集中させています。皆さんの言葉や表情から皆さんの思いや、興味、気持ちを捉えることが、私の仕事のほとんどなのです。だから楽しいし、8年以上毎日レッスンをしていても尚、レッスン前はいつも緊張するのです。皆さんと真剣に向き合わなくちゃ。相手がどんなに小さな子どもでもその想いは変わりません。

 皆さんの心の扉を開く何かを探すのが、私の仕事であり楽しみです。そしてカチャっと鍵が開いた時の喜びは何物にも変えられません。扉が開いて始めて、学びが始まるのです。  

2017年09月24日

レッスン=ライヴ



 当ハニラミのレッスンがどう行われているかというと…一言で言うと、自由です。
確かに、テキストに沿って進めるレッスンは理想的ですが、学校でも塾でも、そういうレッスンが行われているので、私は敢えて進度に囚われないレッスンを心がけています。

 もちろん私が絶大な信頼を置いている最高のテキストや教材(ハニラミ調べ)を使っています。が…残念ながらテキストがどんなに素晴しくても、誰に対しても同じレッスンをすることが有効か…というと、そうではありません。子どもたちと毎日向き合ってる内に、このクラスにはどうやってアプローチしたら良いかな、また同じクラスでも先週とちょっと様子が違う。今はイベントシーズンだからみんな疲れているな…等々、感じるままにレッスン内容を変更していきます。

 私が目指す着地点は、どんなに疲れた表情で来ていても、最後は笑って帰って行くこと。大事なのは、その笑いが前向きだということです。「よーし、がんばるぞ!」と思ってみんなが帰ってくれたら、それで満足です。そして英語をたくさん話すこと。たくさん声を出す機会を与えます。

『今日中にこのユニットを終わらせなくちゃ』
『今日ここまでいけなかったから、私はダメな教師だ…』

と思うことは教師にとってマイナスでしかない、ということに気づいたのです。そして、もう一つは心が柔らかく耕されていない限り、いくら良質の肥料を入れても、種を植えても、育っていかないということです。

 ある日のレッスンでは、秋のイベントの練習のせいか、みんなの顔が疲れて見えます。
"OK, let's draw pictures of...Minions!"
みんな一瞬『え?』という表情。「いいからいいから…」と全員に白い紙を配って、何も見ずに頭の中にあるミニオンズの絵を描こう!制限時間は2分。
みんな突然のチャレンジ。何度も消しては描く子…全く手をつけられない子…周りを見渡す子…そしていつも手を挙げない生徒がサラサラと描き進める…それぞれの子どもたちの無茶振りに対する反応が興味深く、子どもたちの新たな一面を見るのが楽しいのです。

 2分後。ホワイトボードに貼り出したみんなの絵を見ながら『そっか〜』『目、そうやったね〜』それぞれが完璧でないにしても、それぞれの中に残っているイメージで描き上げた絵に感心し合って唸っています。私は、子どもたちが私の無茶振りに自分なりに反応したこと、しようとしたことを賞賛します。何にせよ、飛び込む勇気が素晴しい。それ以上も以下もない。それで終わり。そこから何を感じるかは、子どもたちの中の話。
 
 そこからのレッスン、どれだけ会話が盛り上がったか、子どもたちが意欲的に話し出したか…はお話しするまでもないでしょう。
そんな事を重ねてみんなで語り、頑張りを認め、励ましながらのライヴ感
たまらないんです。

 実はこれ、私が子どもの頃、兄弟や家族とよくした遊び。家庭内のコミュニケーションにかなり役立っていたと思います。
是非、ご家庭でやってみてくださいね。