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2017年09月27日

ヤル気が出ないんです



 ある生徒。教室に入って来た時から…あら、いつもと表情が違う。
レッスン中もなんとなく気が抜けてる気がする。
ちょこちょこ興味ありそうな内容を盛り込みながらレッスン。
ヤル気ないなりにも、よく頑張っている。
でも、分かる。あなたが自分自身に感じている違和感。

レッスンが終わって、帰り際にその子がポツリ。

 『ヤル気が出ないんです』

あるあるー、先生もあるよ〜
特にこの時期ね。うん。
大丈夫。いつも全開じゃなくていいの。
ゆっくりしておきなさい。また上がってくるから。心配ないよ。

 『いや、なんか上がってこられる気がしません…』

 あはは。大丈夫よ。底についたら上がるしかないから。
一回底に手をついてプーンって上がっておいで。
…と、ボールみたいに弾むジェスチャーをして見せた。

 『あはは』

 子どもが前向きな笑顔で教室を後にしてくれたら、嬉しい。
そして、何より心の内を話してくれたことに、感謝。

 「このままダメになってしまうのでは…」
モヤモヤした気持ちと、その先の自分がわからない不安が伝わってくる。
自分で自分が信じられなくなっても、誰もあなたを信じていない様に見えても、
私はあなたを信じています。

先生が「大丈夫」っていうんだから、絶対大丈夫。
そういう人間関係を作りたい。
その一点を強く願いながら、子どもたちと過ごしています。