チャンスが見えますか

Nami sensei

2019年01月30日 10:01



 ハニラミは、英検の準会場です。
準会場は大手の「うちは英検○○級を○人出しました!」という広告を打っているところならば良いこともあるでしょうが、ぶっちゃけて言うと実は運営はとても大変な上、特に何もお得ではないのです。

 でも私が準会場をしているのには、一つの大きな理由があります。
 3年前に教室を大きくした時、保護者面談の中で「英検を受けさせたいけど、部活を休めない」等のお話を伺いました。英検がこれだけ大事だと言われていても、学校の先生方の温度差は大きく、英語に関心のない先生方もいらっしゃるのでしょう。いろいろ言いたいこともありましたが、私は文句をいう前に楽しくなるアイデアを!の精神なので、よし、教室で夜英検やっちゃえ〜!と部活が終わってから来られる時間に設定しました。特に英語を今まで頑張ってきたけど部活で受験が難しい3級と準2級を中心に夜開催にしています。

 英検に限らず、私たちは生きている中でたくさんのチャンスに囲まれています。それを掴む勇気があるか、掴む意欲があるか、また自分にとって掴むタイミングなのか、が違うだけで、そこに散らばっているチャンスの数は同じだと思います。そしてどのチャンスも、ばら撒かれた種のように、そこから何が生まれてくるか、何を育てられるかは未知なのです。チャンスを掴んで、それから大きな花を咲かせる子どもたちもたくさん見てきました。そのサポートも励ましも、そしてチャンスを作り出すこともしてきました。英検準会場は私にとって「チャンスを作るチャンス」だったので、迷わず掴んだ訳です。

 チャンスはリフトの様に次々に目の前に流れてくるのです。もしかすると、目の前の友達が自分が迷っている間にそこにヒョイっと乗り込んでしまうかも知れません。でもその苦い経験は、また次のチャンスが巡って来た時に、あなたの背中を押してくれる力に変わるでしょう。

 焦らず、自分のタイミングで。でも、いつかその時がきたら「エイッ」とそのリフトに乗り込んで、今までと違う世界を見てみましょう。
覚えておいてください。あなただけにチャンスが回って来ないのではありません。よく見て見たら、目の前にチャンスは散らばっています。
掴む勇気さえあれば。
 
 チャンスは、いろいろな形をしています。
一見ピンチに見えることも、実はチャンスなのかも知れませんよ。

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