2017年09月19日
2017年合同英語暗唱大会レポート(裏)
合同英語暗唱大会が終わりました。
この大会、今年で5回目を迎えますが、普段はそれぞれが個人教室を運営している9名の英語教師が、自分の生徒たちに大きな場所で発表する場を作りたい、そう考えて企画した手作りイベントです。
私達は普通のフランチャイズ英語教室と違い、同じ教材を選んで使っているというだけの繋がり。方針も方法もそれぞれのオリジナル。それぞれ自分の経験の中で、求めてここに集まった、とても興味深い仲間なのです。
以前、某英語教室に努めていた、海外から戻って来て会社員をしていた、旦那さんの海外赴任に一緒に行っていた…そんな人達が、何か強い意識を持って選んで集まった…それが、私たち。
普段はそれぞれの教室を運営する個人経営者。英語教室を持つ教師は、一匹狼になりがちです。しかしそれが横に繋がり、それぞれの経験や知識が混じり合った時、これ程までに大きな力になろうとは…私達自身が一番それを感じています。
「よし、やってみよう!」と集まった私達は、自分たちの仕事の合間に一年の半分以上を企画と準備に費やします。
そして迎えるこの日。
ステージ上の子どもたちに目を細め、全力が出せるように心で念じながら、それぞれの持ち場を守り、大会を成功させる為に細心の注意を払う。
教師であり、運営側でもある…そのプロ意識、心のバランスが、私達自身をも大きく成長させてくれます。
大会自体も最初は私達の想いあふれる手作りイベントだったのが、子どもたちの努力、支えてくださるおうちの方々、審査をしてくださる英語教育関係の皆さん、そして英語教育が進む中での世論…様々なものに支えられて、とても大きな会に成長しています。
今年も45名の出場者、5名のエキシビジョンの子どもたちから、またたくさんのドラマが産まれました。
無事修了。感謝。乾杯!
第2回目から作り始めた参加賞のマグは、毎年先生たちから生徒たちへのメッセージ。たくさんの候補を出して、その中からみんなで選びます。今年は、これ。いつも大きな愛情で子どもたちに向き合っている、私の大好きな先生たちらしいチョイスでした。
みんな、一緒に『前向いて、空見上げて歩もう』
先生たちも一緒に歩いているよ。
大会が終わったら、反省会。
またすぐに来年に向けて動き出します。