2017年09月06日

脱ガミガミ宣言②

脱ガミガミ宣言②



 前回の「脱ガミガミ宣言①」をご覧になって、御自身を責めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ガミガミが何の意味も無いなんて…
いえいえ。まずは『「ガミガミ」しなくちゃ』という義務感から自由になっていただきたくてお伝えしたのが、前回の内容でした。

 そこで皆さんの中では二つに考え方が割れたと思います。

「ガミガミするのは、もう嫌。もっと子どもたちに伝わる様に伝えたい。」

「ガミガミ言わせる方が悪い。うちの子は言わないと分からない」


私は、どちらでも良いと思います。
今私が向き合ってお話したいのは、ガミガミする以外の方法を求めていらっしゃる方です。そして、それをお伝えするためにまず行っていただきたいのは、御自身を受け止めることです。「ガミガミする自分は嫌」かも知れませんが、ガミガミの中にはお子さんへのメッセージがたくさん詰まっているはずです。その御自身の愛情を認めてあげてくださいね。
お子さんにもっと「こうあって欲しい」その先にはお子さんが将来困らない様に、幸せになれるように…という願いがいっぱい詰まっているはずです。

 ただ、前回お伝えしました通り、ガミガミフィルターを通すとその内容は伝わりにくいものです。
愛情や目的はきっと伝わっていると思います。「自分のことを思って言ってくれてるんだな」という気持ちは伝わっているはずです。
ただ、肝心の内容が…です。きっと皆さんがその場で一番伝えられたいことは、内容でしょうから、その内容を伝える極意をお伝えしますね。

求めない
待つの


もっと言うと、
一旦諦めること
なんです。

 「待つ」とか「諦める」とか…内容だって伝わらないじゃないの…と思うでしょうが、前回お伝えしました通り、ガミガミする側の強い感情がそこに入ってしまうと内容よりも感情が飛び込んで来て、受け手の心が追いつきません。『怒りよったけど、なんて言いよるか、全然分からんかった〜』というのは、子どもたちからよく聞く言葉です。

 もちろん一旦諦めたことは、必ず後から自分の心が落ち着いた後でゆっくり話してみるんです。
さて、どうやってお話しすると内容が伝わるでしょう。今度は伝えるだけではなく、一緒に…がテーマです。

 また次回、今度は「寄り添う」ことについてお話ししたいと思います。
シリーズにお付き合いいただき、ありがとうございます


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