2017年08月11日

みんなちがって、みんないい。

みんなちがって、みんないい。


「…決めつけた支援はしないでほしい…ちゃんと理解してほしい…僕たちの気持ちを聞いてください」

 先日読んだ本、「自閉症の僕が跳びはねる理由」にも同じ様に書いてありましたが、7月の「毎日小学生新聞」にも同様の記事がありました。
子どもたちと接する時「〜すべき」とルールやマニュアルの様に従うのではなく、目の前の人をしっかり見て、声を聴いて向き合うべきだと思います。それは何も、特別支援に限った事ではありません。

 今本気で、私が学生時代から思っている『一人一人と向き合う、一人一人を大切にする』教育を、きちんと文字や言葉にしていきたい、そうしなくちゃと思います。学生時代は言葉足らずで、不登校児童に関するレポートで教育学の単位を一度落としたことがありますが…今度はきちんと人に伝わる様に伝えたいものです。何にでも理由があるものです。それも子どもの数だけ理由はあります
 しかし実際はその理由も「〜なはずだ」と決めつけられ、型にはめられてしまうケースを幾つも見てきました。そして「弱いから」などと、極めて主観的で根拠の無い理由で子どもたちにずっと消えない傷と大人に対する不信感を与えるケースもあり、呆れ果ててしまうのです。
 
 「こうあるべき」という決めつけから開放されたら、きっと楽になる先生やお父さん、お母さんもたくさんいるはずです。時間の制約やプレッシャー、こなさなければいけないことがたくさんある時代ですが、目の前の子どもたちの声にならない声に耳をすませることが出来る社会でありたいものです。

 「みんなちがってみんないい」が、言葉だけじゃなくて本当の意味で社会に浸透するといいな。。。って夢みたいに思っていたけど、そんな私の想いに共感してくださる方がたくさんいる、というのはSNSを通して知ったこと。そんな人達と一緒に少しずつ紡いでいきたいと思っています。
 そして、自分の声を聴いてもらう心地良さを知った子どもたちにはきっと、声を聴く大人になるでしょう。
少しずつ、少しずつ…みんなで前に進まなくちゃ。子どもたちが諦めてしまう前に。


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