スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2017年05月26日

せんせい、あのね…




 新年度が始まる5月も終わろうとしています。週に1度のレッスンに集まる子どもたちが、徐々にその距離を縮めていき、レッスン中の笑い声や笑顔がどんどん増えてきました。教室には、11校の小中学校からの生徒が集まっていて、クラスによっては8人の生徒が5つの小学校から来ている、というケースもあります。皆さんの共通点はこの英語教室に同じタイミングで入った事。その偶然にも見える出会いが、切磋琢磨する仲間との絆になっていくのです。
皆さんが笑い合う姿や、分からないお友達にこっそり教えてあげる姿、すべてに感動しながら、グッときながらこの時期を過ごしているNami先生です。

 さて、教室では最初に集まるまでの間、「Namiせんせい、あのねあのね…」という時間がある(設定している訳ではありません)のですが、その時に日本語でみんながざっくばらんに話してくれる学校のお話がとても興味深いです。学校の先生がこう言った、クラスにこんな子がいた、こんな事件があった…等々、「へぇ〜」と聴きながら、これは宝の山だ〜とホクホクしてしまいます。子どもたちの本音がたくさん詰まっているんですもの。どんな風に感じ、どんな風に物事を受け止めているのか、それぞれの子どもたちを知るのに絶好の機会なのです。それに、子どもたちの視点が面白い!ワクワクしながらいつもお話を聴いています。

 私はこの本音の共有を、とても大切にしています。英語は言葉。ただ練習してフレーズを言える様になるだけでは、面白くありません。出来れば自分のことを知って欲しい、人のことを知りたい。
じゃあ日本語、英語、どっちで言う? ー 今日は英語にしとこうか?
言葉だから、それだけのことなんです。大事なのは、そこには自分が言いたい事、それを興味深く聞いてくれる人、が存在するかどうかです。ここではみんなが良い『聴き手』であり『語り手』になれるように、まず心をオープンにして。
私の教室は、皆さんのありのままの素晴らしさを受け止める場所でありたいと思っています。