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2017年04月23日

オールイングリッシュではありません




 さて、5月から2017年度のレッスンが始まるハニー&ラミーイングリッシュクラブですが、2017年度のテーマを決めました。ズバリ!"Speaking強化!"です。
今まで意図があって、オールイングリッシュを避けてきましたが、バランス良く力を付けているクラスはスイッチの切り替えをする練習をどんどんしていきます。英語スイッチがサッと入る様になったクラスもありますし、自動で入るようになった生徒もいます。
幼児クラス・低学年クラスは今までの通り…そして、中・高学年クラスには、お話をしました。

 英語教室の中には、"オールイングリッシュ"(英語だけで授業を進めること)を掲げているところもあります。でも、ハニラミは違います。発達段階によって分けています。幼児の間はオールイングリッシュがかなり有効です。幼児は日本語であれ英語であれ、会話を想像しながら進める力を持っていると言われています。
ただ、小学生になってから教室に通い始めた子どもたち、中・高学年は特に『自分が何の目的で、どんな方法を取っているのか』を知る必要があると思うのです。私は、子どもたちに「いちいち考える人になって欲しい」と思っています。いえ、元々子どもたちは立ち止まって考える事の達人です。そこを大切にしたいのです。レッスン中には
「ここにはsはないのに、どうしてここにはあるの?」
「この言葉、〜に聞こえて面白い!」
「先生のパソコンは、幾らですか?」

等々…面白い質問がたくさん飛び出します。
『黙って授業を聞きなさい!』では、あまりにももったいない!
もちろんレッスンの大筋はありますが、子どもたちの声を聴きながら、子どもたちが考える事、発する事を大いに賞賛しながら一緒にレッスンを作り、進めていきます。(※もちろん、「Later(後でね!)」という質問もありますが…きちんとレッスン後にお答えしています)
なぜそうするか…は、また別の機会にお話しますね。
私は種を大きく成長させるフカフカの土になりたいのだ、とだけ言っておきます。

 さて、そういうことで、今回も「言葉を学ぶ時に必要な4つの力は、なんでしょう?」から始まったイントロダクション。子どもたちからはどんどん声を上げてくれます。「勇気を出すこと!」「間違ってもいいや、って思い切る力!」…先生が日頃伝えたいと思っている事が、きちんと伝わっていて嬉しいです
いいね、いいね、と話を進めながら…最終的に聴く・話す・読む・書くを見つけ出した子どもたち。
「じゃ、次の質問です!(お笑い芸人意識)この中でみんなが自信を持てる力って、どれですか?」
これも、皆さんそれぞれが抱えている気持ちが分かって興味深かった!
先生が赤ちゃんから高校生までを見てきた中で、「書く力」は間違いなく中学高校でビシッと鍛えられます。そしてリスニングはみんな自信あり、読みもある程度、レッスン中に身についています。では、もっと伸びそうなのは…「話す力」
だから、今年はここ、みんな一緒に頑張ろう!どのクラスにも「おぅ〜っ!」と力がみなぎります。そしてレッスン中の大半を占める英語タイム、みんなのヤル気が変わりました。やっぱり「黙ってついてこい」よりも、自分が何のために、何をどう頑張りたいか、それをしっかり納得していることは大切です。

 いつも「答えは子どもたち自身が持っている」のです。私の仕事は、それを引き出して子どもたちに見せること。答えを自覚している子どもたちは、どんどん伸びていくのです。英語を教える前の準備体操。私はそれをとても大切にしています。