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2017年04月12日

新学期の子どもたち



 新学期が始まりました。進級・進学された皆さん、おめでとうございます。
この時期のお子さんのご様子は、いかがでしょうか。新しい友達、新しい先生…新しい環境に適応しようと、毎日一生懸命だと思います。
早速楽しいって喜んでいるお子さんもいるかも知れませんし、ネガティヴなことを言ったり、元気が無かったり…しているかも知れません。すぐにお布団にもぐってしまったり、機嫌が悪かったり、食欲がなくなったり…あるかも知れませんね。

 そんな時はおうちの方も心配が尽きないでしょう。どうぞゆっくりじっくり観察してあげてください。多くを語る必要はありません。お子さんのご様子を観察したり、一緒にお風呂に入ったり、寝る前に寝床に言って少しの間話したり…お子さんの声を拾ってみてください。そして、ただ受け止めるのです。
それで、お子さんの今日一日の心の疲れは癒えるでしょう。
大切な事は、受け止める事。相づち、頷き、それだけで良いでしょう。出来れば頭を撫でたり、ハグをしたり、のスキンシップでより安心感は高まるでしょう。今お子さんに必要なのは「安心」です。アドバイスや叱咤激励は逆効果になりますので、グッと我慢。

 先日何かの番組で観たスポーツのコーチは、お子さんが決断をする時に『僕も一緒に考えるから、一緒に考えよう』と声をかけた、と言われていました。でも実際考えた結果を伝えることはありません。お子さんが安心して自分で答えを出したのです。

 大切なのは、安心感。『自分には味方がいる。一緒に歩んでくれる人がいる。』という気持ち。子どもたちはそんなにたくさんの事を必要としていません。自分で歩む力は十分持っているのです。それを引き出すのは、安心感に満たされた心。私達が「これも、これも」とアドバイスや先回りを与え過ぎてしまう事は、子どもたちから生きる力や幸福感を奪う事になりかねません。
本来子どもたちが持っている力を信じて、ただ一緒に歩みましょう。  

Posted by Nami sensei at 10:31Nami先生の育児コラム